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経営活動と決算の概況について 明治安田生命 | 明治安田生命の現況 2007

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(1)

経営活動と決算の概況について

14 経営活動の概況

18 社員(ご契約者)配当の状況

22 ソルベンシー・マージン比率

23 実質純資産額

24 基礎利益

25 三利源の開示

26 含み損益

27 自己資本の充実

28 不良債権の状況

30 収支の概況

32 資産・負債等の概況

34 保険契約の概況

35 一般勘定資産の運用状況

(2)

経営活動の概況

個人営業

商品面においては、平成18年9月に、一

時払終身保険「エブリバディ」、個人年金保

険「年金ひとすじ」の2商品を発売しまし

た。 「エブリバディ」は、簡単なお手続きでご

加入いただける商品として、一生涯の保障

と長期的な資産形成を同時に確保したいと

いうお客さまのご要望にお応えする新しい

タイプの一時払終身保険です。また、 「年金

ひとすじ」は、当社従来商品と比べ年金の

受取率を高めることにより、ゆとりのある

将来設計を行ないたい、というお客さまの

ご要望にお応えする個人年金保険です。さ

らに、平成18年11月には、ライフアカウン

ト L.A. Doubleの新商品(「7ガード」、 「G

直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

プロテクト」、 「for Lady」)等を発売しまし

た。 「7ガード」は、7つの生活習慣病を幅広

くカバーし、お客さまに安心の保障をお届

けする商品であり、 「Gプロテクト」、 「for

Lady」は、従来の「がん重点パック」、 「女性

医療パック」の保障内容をさらに充実させ

た商品です。

また、営業職員のコンサルティング力強

化をめざし、教育カリキュラムの充実なら

びにファイナンシャル・プランニングの専

任者による教育・指導態勢の充実等を推進

しました。国家資格であるFP技能士の資格

取得者は、平成19年3月末現在、5,061人

で、今後さらに強化を図ってまいります。

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

平成18年度の概況

項  目 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 経常収益 5,070,274 4,909,271 4,123,550 3,766,051 3,458,848

経常利益 185,877 350,924 324,966 289,913 307,869

基礎利益 441,744 462,773 479,700 468,143 458,295

当期純剰余 113,307 198,005 182,763 226,074 241,417

基金の総額※1 350,000 350,000 350,000 350,000 410,000 総資産 25,727,233 25,329,873 25,193,379 26,412,256 26,797,211 うち特別勘定資産 869,150 765,250 721,025 812,781 844,789 責任準備金残高 22,625,939 22,101,172 21,877,961 21,749,959 21,752,931 貸付金残高 8,464,158 7,965,483 7,161,122 6,882,729 6,444,126 有価証券残高 13,298,425 14,433,699 15,664,429 17,297,350 17,880,232 ソルベンシー・ 明治安田生命 532.0% 747.9% 890.5% 1,179.9% 1,354.9% マージン比率 (明治生命)安田生命 617.6%

剰余金処分対象額に 明治安田生命

214.1% 85.4% 91.9% 95.2% 96.0% 占める配当準備金に (明治生命)

積み立てる金額の割合※2 安田生命 116.1%

従業員数 54,700人 49,412人 45,302人 41,062人 39,776人

社員(契約者)数※3 7,903,357人 7,432,052人 7,215,049人 6,847,356人 6,623,237人 保有契約高※4 302,575,595 288,682,961 277,218,454 260,915,270 244,122,173 団体年金保険保有契約高※5 7,829,634 7,413,737 6,920,182 6,774,491 6,708,063

逆ざや額 1,035億円 994億円 991億円 1,069億円 833億円

合算数値

平成14年度は明治生命と安田生命の合算数値を記載し、平成 15年度は、年度末残高等の状況を表わす項目については明治安 田生命の数値を、期間損益等を表わす項目については平成15年 12月末までの明治生命および安田生命と平成16年1月からの明

治安田生命の数値を合算して記載しています(平成14年度の「ソ ルベンシー・マージン比率」および「剰余金処分対象額に占める配 当準備金に積み立てる金額の割合」は明治生命と安田生命の数値 を併記しています)。

(単位:百万円)

(3)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

法人営業

団体保険では、福利厚生ニーズにお応え

する商品を幅広く採用いただくとともに、

団体事務支援システムの提供により、ご加

入者および団体事務ご担当者の利便性向

上に努めました。また、住宅ローン借入者の

幅広い保障ニーズにお応えできるよう、従

来の死亡・高度障害保障に加えて、三大疾

病(悪性新生物〔がん〕・急性心筋梗塞・脳

卒中)まで保障範囲を拡大した「三大疾病

保障特約付団体信用生命保険」の取り扱い

を平成18年9月より開始しました。

団体年金では、お客さまの多様なニーズ

に対応するために、制度運営、年金資産運用

等に関するきめ細かいコンサルティングの

ご提供と、商品・サービスの充実に努めまし

た。具体的には、確定給付企業年金につい

て、一定期間予定利率を保証する「有期利率

保証特約」の取り扱いを平成18年10月よ

り開始するとともに、 「簡易基準型キャッシ

ュバランスプラン」に、給与比例による設計

が可能な定率コースを平成19年1月に追加

しました。確定拠出年金については、代表的

な元本確保型商品である予定利率変動型確

定拠出年金保険に保証期間10年型を平成

18年7月に追加したほか、お客さまが単独

で確定拠出年金制度を創設する場合に比べ

て、導入期間の短縮ならびに運営コストの

低減が可能な「明治安田DC総合型プラン」

を平成18年9月に発売しました。

項  目 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 経常収益 3,131,564 3,626,834 4,123,550 3,766,051 3,458,848

経常利益 129,998 305,992 324,966 289,913 307,869

基礎利益 259,223 345,297 479,700 468,143 458,295

当期純剰余 42,754 171,549 182,763 226,074 241,417

基金の総額※1 220,000 350,000 350,000 350,000 410,000 総資産 16,243,139 25,329,873 25,193,379 26,412,256 26,797,211 うち特別勘定資産 652,905 765,250 721,025 812,781 844,789 責任準備金残高 14,334,222 22,101,172 21,877,961 21,749,959 21,752,931 貸付金残高 4,929,011 7,965,483 7,161,122 6,882,729 6,444,126 有価証券残高 9,098,869 14,433,699 15,664,429 17,297,350 17,880,232 ソルベンシー・マージン比率 532.0% 747.9% 890.5% 1,179.9% 1,354.9% 剰余金処分対象額に占める配当準備金

214.1% 85.4% 91.9% 95.2% 96.0% に積み立てる金額の割合※2

従業員数 34,437人 49,412人 45,302人 41,062人 39,776人

社員(契約者)数※3 5,196,791人 7,432,052人 7,215,049人 6,847,356人 6,623,237人 保有契約高※4 167,299,103 288,682,961 277,218,454 260,915,270 244,122,173 団体年金保険保有契約高※5 4,547,557 7,413,737 6,920,182 6,774,491 6,708,063 法定数値

平成14年度は明治生命の数値を記載し、平成15年度は、年度末 残高等の状況を表わす項目については明治安田生命の数値を、期

間損益等を表わす項目については平成15年12月末までの明治生 命と平成16年1月からの明治安田生命の数値を記載しています。

(単位:百万円)

※1 基金の総額には、基金償却積立金を含みます。

※2 剰余金処分対象額に占める配当準備金等の割合とは保険業法施行規則第30条の4の規定により計算した額に占める社員配当準備金および 社員配当平衡積立金に積み立てる額の合計額の割合です。

※3 相互会社における社員とは、保険契約者のことです(剰余金の分配のない保険にのみご加入の契約者を除く)。

※4 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金 支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

※5 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。

(4)

代理店営業

代理店営業においては、代理店営業担当

を全国に配置し、銀行等を通じた個人年

金、終身保険の販売(銀行窓販)ならびに法

人代理店等を中心とする募集代理店を通

じた個人保険の販売を行ないました。

銀行窓販においては、既存の年金商品に

加えて平成18年10月に一時払終身保険

「エブリバディ」を発売し、商品ラインアッ

プの充実を図りました。

また、募集代理店を通じた販売において

は、お客さまの事業保障資金対策や相続対

策等の多様なニーズにお応えできるよう、

コンサルティング提案の推進と幅広い商

品・サービスの提供に努めました。

資産運用

資産運用については、①資産区分毎の負

債特性、内部留保(リスクバッファー)、必

要収支、保険商品・販売戦略等をふまえた

サープラス・マネジメント型ALM運用を推

進(サープラスとは金融市場と整合的な評

価による資産価値と負債価値の差額を指

し、これを新たな資本概念として捉え、その

変動リスクをコントロールするALM〈資

産・負債総合管理〉をサープラス・マネジ

メント型ALMといいます)、②資産運用リ

スク管理機能のいっそうの高度化および安

定収益資産占率の引上げ・価格変動リスク

の抑制による資産健全性の維持・向上、③

ALM運用に準拠した適切なリスク認識を

前提とした運用付加価値の向上、に重点的

に取り組みました。

具体的には、サープラス・マネジメント型

ALM運用推進の観点からは、株式の流動化

をはかる一方で、金利水準を睨みつつ超長

期・長期の債券などを中心に買入れを行な

い、資産デュレーション(保有債券等の平

均残存期間)の長期化を推進しました。一

方、低収益・未稼働不動産等の削減を実施

するとともに、自社管理型個人ローンの流

動化を行なうなど、引き続き資産健全性の

維持・向上と業務運営の効率化に取り組み

ました。また、相対的に利回りの低い債券

の入替、外国証券等の積み増しならびに金

利水準をより重視した貸付の実施等によ

り、収益力の向上に努めました。

上記の資産健全化に向けた取組みに加

え、株価や地価の上昇といった運用環境の

好転もあり、当期末の有価証券および土地

を含めた資産全体の含み益は3兆7,584

億円と引き続き高い水準を確保しました。

お客さまサービス

ご契約のお引受けに際し、適正な査定の

もと、できる限りご要望にお応えできるよ

う、医的査定の高度化に向け態勢を強化し

ました。

また、新規のご契約時やご契約内容の変

更時における各種手続きについて、平成18

年4月より、書類を一部簡略化するなど、お

客さまのご負担の軽減を図るとともに、ご

契約者のみなさまにお届けしている「明治

安田生命からのお知らせ」について、A4に

拡大し、より読みやすく充実した内容に改

訂しました。

あわせて、支払実務のいっそうの迅速

化・適正化に向けたシステム開発等を実施

したほか、保険金等のご請求手続きや保険

金等をお支払いする場合とお支払いできな

い場合の具体的事例等をご紹介した冊子

「保険金・給付金のご請求について」を平成

19年3月に改訂しました。

さらに、株式会社セブン銀行と提携し、平

成18年10月より同行ATM約12,000台

において「ご契約者貸付」や「ご利用可能額

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

(5)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

格付

格付投資 情報センター(R&I)

(保険金支払能力格付け)

A+

(保険金支払能力格付け)

A+ A

(保険財務力格付け) (保険会社財務格付)

A A

(Excellent)

(保険財務力格付け)

日本格付研究所

(JCR) プアーズ(S&P)スタンダード& レーティングスフィッチ・ AMベスト社

保険金支払能力は高く、 部分的に優れた要素が ある

債務履行の確実性は

高い 保険契約債務を履行する能力は強いが、上位 2つの格付けに比べ、 事業環境が悪化した場 合、その影響をやや受 けやすい

契約者に対する責任を 十分に果たす優れた能 力を有す

支払能力は高い。支払いの 中断・停止の可能性は低く、 保険契約者債務やその他 の契約債務を遅滞なく履行 する能力は高い。しかし、事 業環境・経済環境の変化に よって受ける影響は、上位 格付の場合よりも大きい

当社では、財務の健全性等経営内容を

客観的にご判断いただくため、格付会社

に依頼し、保険金支払能力や保険財務力

について「格付」を取得しています。

平成19年7月3日時点、株式会社格付

投資情報センターから保険金支払能力格

付け「A+」、株式会社日本格付研究所か

ら保険金支払能力格付け「A+」、スタン

ダード&プアーズ(S&P)から保険財務

力格付け「A−」、フィッチ・レーティング

スから保険会社財務格付「A」、AMベス

ト社から保険財務力格付け「A」を取得し

ています。いずれの格付会社からも、当社

の優れた財務内容、健全な事業基盤が評

価され、高い保険金支払能力と良好な保

険財務力を示す格付を取得しています。

*上記の格付は、当社が依頼して取得したものです。

*格付は、個別の保険契約の加入・解約・継続を推奨するものではありません。

格付は、上記時点での格付会社の意見であり、将来的に変更・保留・撤回されることがあります。

*「保険金支払能力格付け」(R&I)は、保険会社の保険債務が約定通り支払われる確実性についての意見です。「保険財務力格付け」(S&P)は、 保険契約の諸条件に従って支払いを行なう能力に関して保険会社の財務内容を評価した意見です。「保険会社財務格付」は、保険会社の財 務力についての評価を表すもので、保険契約者債務にかかる保険会社の支払能力に対して付与されます。

(平成19年7月3日時点)

照会」を可能とし、カードのご利用拠点の拡

大を進めました。また、カードサービスにつ

いては、ご契約内容やご継続期間に応じて

ポイントが加算されるご契約者専用ポイン

トサービス「map(mental and physical

health support)」を通じて、健康・医療・

介護等のサービスを提供するとともに、明治

安田生命グループのウェルネスケア・ネッ

トワーク株式会社と提携し介護相談やケア

マネジメント・サービス等を展開しました。

(6)

社員(ご契約者)配当の状況

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

ご契約者からお払込みいただく保険料

は、将来お支払いする保険金・給付金をもと

に、ご契約期間中に得られる運用利息、ご契

約の管理に必要な経費等を見込んで計算し

ています。具体的には、資産の運用利息、保

険金・給付金等のお支払い、事業費支出に

ついて、それぞれ予定利率、予定発生率、予

定事業費率の予定率をあらかじめ設定し、

これらの予定率に基づき計算しています。

しかし、生命保険のご契約は長期間にわ

たることから、将来の事象を正確に予測す

ることは困難です。

このため、予定率の設定に際しては、将

来の保険金・給付金のお支払いを確実に行

なえるよう、ある程度の安全を見込んでい

ます。

ご契約以降は予定率と実績の差により損

益が発生しますが、差益(剰余金)が生じた

場合はご契約者に還元します。これが毎期

の決算でご契約者に分配する社員配当で

す。したがって、お支払いする社員配当は保

険料の事後精算の意味合いがあり、また、

毎年の決算の状況によって変動します。

社員配当は、各予定率に対応した「利差

配当」、 「危険差配当」、 「費差配当」の3つか

ら構成されます。

社員配当の分配に際しては、当年度の収

支状況、会社の将来にわたる財務健全性の

向上、各ご契約の剰余への貢献度等を勘案

し、配当率を設定しています。

なお、個人保険・個人年金保険で配当基

準利回り(実績相当の利回り)が予定利率

を下回るご契約の場合、利差配当がマイナ

スとなりますが、そのマイナス分はご契約

(主契約+特約)単位で危険差配当・費差配

当と相殺します。この結果、金額がマイナス

になった場合は、お支払いする配当金額を

ゼロとしています。

社員(ご契約者)配当の仕組み

実績の運用利回り

保険料計算上予定した利率 利差配当として お支払い

会社の財務健全性 向 上、各ご契 約の 剰余への貢献度等 を勘 案し、配 当 率 を設定

社員配当の仕組み(保険料の事後精算)のイメージ図〔利差配当の例〕

利差配当

予定利率と運用収支の状況によりお支払いする配当

危険差配当

予定発生率と保険金・給付金等のお支払いの状況により お支払いする配当

費差配当

予定事業費と事業費実績によりお支払いする配当

社員(ご契約者)配当

個人保険・個人年金保険(毎年配当タイプ)の社員(ご契約者)配当の構成

(7)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

個人保険・個人年金保険については、最

近の運用環境の改善に伴い、予定利率が低

いご契約に対して利差配当を一部引き上げ

ることとしました。また、予定死亡率等の改

定、危険差益の発生状況等を勘案し危険差

配当を一部引き上げることとしました。さ

らに5(3)年ごと利差配当契約について、

新たに特別配当として、「ハートフル配当」

の割り振りを実施することとしました。ま

た、団体年金保険についても、団体年金資

産の状況等を勘案し、利差配当を引き上げ

ることとしました。団体保険の配当につい

ては、年金支払特約の利差配当の引き上げ

を除き、据置きとしました。一方、他の配当

については、会社の将来にわたる財務健全

性の維持の観点から内部留保の一層の充実

を図るため、据置きとしました。

平成19年度にお支払いする社員配当

配当の種類 社員配当の状況

・予定利率や保険種類等に応じて利差配当率(配当基準利回り)を設定

【配当基準利回り(例:平準払契約)】 利差配当 一部引き上げ 予定利率2%以下のご契約 :1.85%

予定利率2%超3%以下のご契約 :1.65% 予定利率3%超4%以下のご契約 :1.50% 予定利率4%超のご契約 :1.15% 危険差配当 一部引き上げ ・ご契約日や現在の年齢等に応じて危険差配当率を設定 費差配当 据置き ・ご契約日や保険金額等に応じて費差配当率を設定

利差配当と危険差配当を引き上げることとし、費差配当については据置きとしました。

毎年、利差配当、特別配当の割り振りを

行ないます。

利差配当を引き上げることとしました。

この結果、平成19年度は初めて主契約(ア

カウント部分)で配当をお支払いします(ア

カウント部分の配当基準利回りは1.7%)。

従来の利差配当のみでは還元できない部

分の剰余の還元を行なうため平成19年度

は新たに特別配当として、「ハートフル配

当」の割り振りを実施することとしました。

3年ごとの割り振り累計額がプラスの場

合、その累計額を配当金としてお支払いし

ます。

(1)個人保険・個人年金保険 (毎年配当タイプ) および長期就業不能保障保険

*上記の他、昭和20年代のご契約については、満期・死亡等で消滅する場合に、特別配当をお支払いします。 ダイヤモンド保険ライフ、クオリスシリーズ、養老保険 等

通常配当

・予定利率や保険種類等に応じ、配当率を設定

【配当基準利回り(実績相当の利回り)例示】 利差配当 一部引き上げ 予定利率2%以下のご契約 :1.85% 予定利率2%超のご契約 :1.65%

通常配当

・保険種類や年齢等に応じ、配当率を設定 ハートフル配当 新設 【ハートフル配当割り振り額の例示】

30歳男性、定期保険特約3,000万でハートフル配当600円を割り振り

特別配当

(2)個人保険 (3年ごと利差配当タイプ)

ライフアカウント L.A. 等

(8)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

平成19年度にお支払いする社員配当(例)

※1 明治生命の定期保険特約付終身保険(毎年配当タイプ ダイヤモンド保険ライフ)は、利率変動型積立終身保険

(ライフアカウント L.A.)の発売に伴い平成12年4月2日以降販売停止としています。

※2 平成9年度のご契約は、平成19年度に10年更新型定期保険特約が満了を迎えるため、2回分の配当金をお支払い します。

※3「死亡契約」欄は、契約応当日以後の死亡の場合の受取額です(以下同じ)。

契約年度

(経過年数)※1

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約※2

男性 女性 男性 女性

死亡契約※3

平成11年度(8年) 10年度(9年) 9年度(10年)

(単位:円)

18,375 15,125 34,625

15,925 13,525 32,625

18,300 15,125 0

16,350 14,075 0

215,844 212,076 212,076

188,928 184,152 184,152

毎年配当タイプ(ダイヤモンド保険ライフ)

[例1]定期保険特約付終身保険

(10年更新型 ダイヤモンド保険 ライフ、ダイヤモンド保険ライフE)

[明治生命契約]

・30歳加入、60歳払込完了、 月掛(口座振替料率)

・死亡保険金 5,000万円

(うち終身部分250万円)

(4)団体保険

団体保険につきましては、年金支払特約の利差配当の引き上げを除き、配当を据置きとしました。

ご契約に終期のない団体年金保険については、

時価ベースの運用収益を基準に配当を還元してい

ます。

平成19年度にお支払いする配当につきましては、

団体年金資産の状況等を勘案し、利差配当を引き上

げることとしました。

(6)財形保険

財形保険については、配当を据置きとしました

(お支払いする配当の額はゼロとなります)。

(5)団体年金保険

・予定利率や保険種類等に応じ、配当率を設定

【配当基準利回り(実績相当の利回り)例示】 利差配当 一部引き上げ 予定利率2%以下のご契約 :1.85% 予定利率2%超のご契約 :1.65%

通常配当

・保険種類や年齢等に応じ、配当率を設定 ハートフル配当 新設 【ハートフル配当割り振り額の例示】

30歳男性、定期保険特約3,000万でハートフル配当600円を割り振り

特別配当

商 品 (括弧内は利差配当率)予定利率+利差配当率 予定利率が0.75%の商品 1.83%(1.08%)

〈利差配当引き上げ〉

予定利率が1.25%(解約控除あり)の商品 2.50%(1.25%)

〈利差配当引き上げ〉

予定利率が1.25%(解約控除なし)の商品 1.63%(0.38%)

〈利差配当引き上げ〉

(7)上記以外の保険

医療保障保険(団体型)、団体就業不能保障保険

等については、配当を据置きとしました。

毎年、利差配当、特別配当の割り振りを

行ないます。

利差配当を引き上げ、従来の利差配当の

みでは還元できない部分の剰余の還元を行

なうため平成19年度は新たに特別配当と

して、「ハートフル配当」の割り振りを実施

することとしました。

5年ごとの割り振り累計額がプラスの場

合、その累計額を配当金としてお支払いし

ます。

(3)個人保険・個人年金保険 (5年ごと利差配当タイプ)

ダイヤモンド保険ライフE、クオリスシリーズE 等

(9)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

5年ごと利差配当タイプ(ダイヤモンド保険ライフE)

※5「満期・死亡契約」欄は、満期または契約応当日以後の死亡の場合の受取額です(以下同じ)。

契約年度

(経過年数)

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約

男性 女性 男性 女性

満期・死亡契約※5

平成14年度(5年) 9年度(10年) 4年度(15年) 昭和62年度(20年)

57年度(25年) 52年度(30年)

(単位:円)

7,300 0 0 0 0 0

6,700 0 0 0 0 0

8,200 0 0 0 0 290,000

7,700 0 0 0 0 290,000

334,992 285,840 206,640 212,400 232,800 244,800

330,432 280,920 201,000 206,400 228,000 240,000

11,450 13,375 15,125 34,625

9,500 10,925 13,525 32,625

13,380 13,300 15,130 0

10,930 11,350 14,080 0

206,916 206,916 212,076 212,076

180,600 180,600 184,152 184,152

6,300 0 0 0 0 0

5,700 0 0 0 0 0

7,200 0 0 0 0 410,000

6,700 0 0 0 0 410,000

330,960 285,840 206,640 212,400 232,800 246,000

326,520 280,920 201,000 206,400 228,000 242,400

[例3]養老保険[明治生命契約]

・30歳加入、30年満期、月掛

(口座振替料率)

・死亡保険金1,000万円

[例2]利率変動型積立終身保険

(10年更新型 ライフアカウント L.A.)

・30歳加入、60歳払込完了、 月掛(口座振替料率)、 アカウント部分保険料5,000円

・死亡保険金 5,000万円

(定期保険特約)+積立金

(単位:円)

契約年度

(経過年数)

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約

男性 女性 男性 女性

死亡契約

平成16年度(3年) 13年度(6年)

1,304 1,669

804 1,169

0 0

0 0

196,800 196,800

175,800 175,800

(単位:円)

契約年度

(経過年数)※4

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約

男性 女性 男性 女性

死亡契約

平成9年度(10年) 0 0 0 0 199,692 172,956

契約年度

(経過年数)※6

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約※7

男性 女性 男性 女性

死亡契約

平成12年度(7年) 11年度(8年) 10年度(9年) 9年度(10年)

(単位:円)

毎年配当タイプ(クオリスシリーズ)

[例4]定期保険特約付終身保険

(10年更新型 クオリスシリーズ、 クオリスシリーズEタイプ)

[安田生命契約]

・30歳加入、60歳払込完了、 月掛(口座振替料率)

・死亡保険金 5,000万円

(うち終身部分250万円)

契約年度

(経過年数)

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約

男性 女性 男性 女性

満期・死亡契約

平成14年度(5年) 9年度(10年) 4年度(15年) 昭和62年度(20年)

57年度(25年) 52年度(30年)

(単位:円)

[例5]安田の新・養老保険

[安田生命契約]

・30歳加入、30年満期、月掛

(口座振替料率)

・死亡保険金1,000万円

3年ごと利差配当タイプ

毎年配当タイプ

毎年配当タイプ

※4 明治生命の定期保険特約付終身保険(5年ごと利差配当タイプ ダイヤモンド保険ライフE)は、利率変動型積立終 身保険(ライフアカウント L.A.)の発売に伴い平成12年4月2日以降販売停止としています。

※6 安田生命の定期保険特約付終身保険(毎年配当タイプ クオリスシリーズ)は、平成12年6月2日以降販売停止と しています。

※7 平成9年度のご契約は、平成19年度に10年更新型定期保険特約が満了を迎えるため、2回分の配当金をお支払い します。

(単位:円)

契約年度

(経過年数)

社員配当金 保険料

(年換算)

男性 女性

継続中の契約

男性 女性 男性 女性

死亡契約

平成14年度(5年) 9年度(10年)

1,000 0

975 0

0 0

0 0

191,112 193,992

166,296 167,256

5年ごと利差配当タイプ(クオリスシリーズEタイプ)

(10)

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400(%)

平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末 890.5

1,179.9

1,354.9

1,354.9 %

予測を超えたリスクにも十分対応できる支払余力を確保しています。

ソルベンシー・マージン比率

「ソルベンシー・マージン比率」とは、大災

害や株価の暴落等、通常の予測を超えて発

生するリスクに対応できる「支払余力」を有

しているかを判断するための行政監督上の

指標の一つです。この数値が200%を下回

った場合は、監督当局による業務改善命令

等の対象となります。

平成18年度末のソルベンシー・マージン

比率は、1,354.9%(前年度末差175.0ポ

イント増)と十分な支払余力を確保してい

ます。

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

一方、通常、想定し得ないような大災害や株価の暴落等のよ うなリスクについては、責任準備金ではカバーしていません が、こうしたリスクが発生した場合でも、保険金等のお支払い に対応できるよう、危険準備金、価格変動準備金、有価証券含 み益等の支払余力を確保する必要があります。

なお、リスク相当額とは、通常予測できる範囲を超えた保険 リスク、予定利率リスク、資産運用リスク、経営管理リスク、最 低保証リスクを数値化したものです。

※ソルベンシー・マージン総額の内訳として記載している「土地含み損益」は、平成18年度末については再評価前の帳簿価額(取得価額)からの時価変動 による含み損益を記載しています(平成17年度末、平成16年度末については、再評価後の時価変動による含み損益を記載しています)。

〈詳細は、P128をご覧ください〉

保険リスク相当額 予定利率リスク相当額 資産運用リスク相当額 経営管理リスク相当額 最低保証リスク相当額

株価の暴落・為替相場の 激変等により資産価値が大 幅に下落するリスク、およ び貸付先企業の倒産等によ り貸し倒れが発生するリス ク等に相当する額

保険会社の経営上、 通常 の予測を超えて発生し得る リスクに相当する額

変額保険、 変額年金保険 の保険金等の最低保証に係 るリスクに相当する額 大災害の発生等により、実

際の保険事故の発生率が通 常の予測を超えることによ って発生し得るリスクに相 当する額

運用環境の悪化等により、 実際の資産運用利回りが予 定利率により見込まれる資 産運用利回りを下回るリス クに相当する額

(単位:億円)

通常の予測を超えて発生するリスクとリスク相当額について

生命保険会社は、あらかじめ安全を見込んで設定した死亡・ 入院等の発生率や予定利率(資産運用による一定の運用収益 を見込み、保険料を割り引くための割引率)等に基づき保険料 を設定しているため、この安全を見込んだ範囲内でリスクが発 生しても、将来の保険金等のお支払いに備え、保険料に基づき 積み立てている準備金(責任準備金)でカバーすることができ ます。

項  目 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

(A)ソルベンシー・マージン総額 30,814 46,882 55,190

①純資産の部合計 5,617 5,664 5,385

②価格変動準備金 1,945 1,956 2,023

③危険準備金 5,701 7,414 9,095

④一般貸倒引当金 43 32 18

⑤その他有価証券の評価差額(税効果控除前)×90%(マイナスの場合は100%) 12,036 25,848 29,816

⑥土地含み損益×85%(マイナスの場合は100%) △333 384 3,703

⑦負債性資本調達手段等(劣後ローン、劣後債等) 1,000 1,000 1,000

⑧控除項目 − − −

⑨その他(保険契約準備金の一部、税効果相当額等) 4,802 4,581 4,148

(B)リスクの合計額  ⑩2+(⑪+⑫+⑭)2+⑬ 6,920 7,946 8,146

⑩保険リスク相当額 2,098 1,994 1,960

⑪予定利率リスク相当額 1,233 1,220 1,209

⑫資産運用リスク相当額 5,182 6,215 6,438

⑬経営管理リスク相当額 170 189 193

⑭最低保証リスク相当額 − 59 59

ソルベンシー・マージン比率        ×100(1/2)×(B)(A) 890.5% 1,179.9% 1,354.9%

ソルベンシー・マージン比率

(11)

「実質純資産額」とは、有価証券や不動産

等を時価評価した資産から責任準備金

や配

当準備金等のご契約にかかわる負債等を差

し引いたものであり、決算期末の保険会社の

健全性の状況を示す行政監督上の指標の一

つです。この数値がマイナスとなると、実質

的な債務超過と判断され、監督当局による業

務停止命令等の対象となることがあります。

平成18年度末の実質純資産額は、5兆

7,686億円(前年度末差8,819億円増)

で、一般勘定資産に対する比率は22.2%

(前年度末差3.1ポイント増)と、十分な水

準を確保しています。

※ 責任準備金の積立方式については、下記説明をご覧ください。 0

10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000(億円)

平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末 32,841

48,866

57,686

5 7,686 億円

実質純資産額

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

は「標準責任準備金」を積み立て、保険金等の支払いに 備えています。

また、標準責任準備金対象外契約についても、法令上 最も手厚い積立方式である「平準純保険料式」を採用 し、積立率は100%となっています。

*「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条第2項の規定に基づき算出しています。

〈詳細は、P128をご覧ください〉

(単位:億円)

責任準備金は健全な積立方式を採用

保険会社が将来の保険金等の支払いに備えて積み立 てる準備金を責任準備金といい、平成18年度末の当社 の責任準備金は、21兆7,529億円です。

当社では、個人保険および個人年金保険の責任準備 金については、法令に基づき、標準責任準備金対象契約

平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

実質純資産額 32,841 48,866 57,686

一般勘定資産に対する比率 13.4% 19.1% 22.2%

健全な経営を維持していくための十分な純資産額を備えています。

実質純資産額

個人保険および個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率

※1

※1 積立方式および積立率は、個人保険および個人年金保険を対象としています。なお、団体保険および団体年金保険の責任準備金は積立方式とい う概念がないため、上記には含みません。

※2 積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に 関しては平準純保険料式により計算した保険料積立金、および未経過保険料に対する積立率を記載しています。

〈詳細は、P150をご覧ください〉

区 分 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

標準責任準備金対象契約 内閣総理大臣が定める方式 内閣総理大臣が定める方式 内閣総理大臣が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号) (平成8年大蔵省告示第48号) (平成8年大蔵省告示第48号)

標準責任準備金対象外契約 平準純保険料式 平準純保険料式 平準純保険料式

積立率(危険準備金を除く)※2 100% 100% 100%

積立 方式

価格変動準備金

株式等の価格変動の著しい資産について、その価格が将来下落 したときに生じる損失に備えて積み立てる準備金です。

危険準備金

実際の保険事故の発生率が通常の予測を超えることにより発 生するリスク(保険リスク)、予定利率を確保できなくなるリス ク(予定利率リスク)、変額保険・変額年金保険の保険金等の最 低保証に係るリスク(最低保証リスク)に備えて積み立てる準 備金です。

(12)

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000(億円)

平成16年度 平成17年度 平成18年度 4,797 4,681 4,582

4,582 億円

安定した収益力を有しています。

基礎利益

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

「基礎利益」とは、保険料収入や保険金・

事業費支払等の保険関係の収支と、利息及

び配当金等収入を中心とした運用関係の収

支からなる、生命保険会社の基礎的な期間

損益の状況を表わす指標です。

平成18年度の基礎利益は、4,582億円

(前年比 2.1%減)と安定的な収益力を確

保しています。

基礎利益

(単位:億円)

※1 キャピタル損益:経常収益・経常費用である資産運用収益・資産運用費用のうち、有価証券の売却損益等です。

※2 臨時損益:経常収益・経常費用のうち、キャピタル損益以外の貸付金償却や個別貸倒引当金繰入額、危険準備金繰入額等です。

〈詳細は、P134をご覧ください〉

平成16年度 平成17年度 平成18年度

基礎利益 A (①−②) 4,797 4,681 4,582

基礎収益① 42,115 38,997 35,637

うち保険料等収入 30,435 26,732 25,702

うち資産運用収益 5,597 6,673 5,725

基礎費用② 37,318 34,315 31,054

うち保険金等支払金 29,944 27,802 24,021

うち資産運用費用 327 313 265

うち事業費 3,723 3,423 3,299

キャピタル損益 B※1 △243 △69 230

臨時損益 C※2 △1,303 △1,712 △1,734

経常利益 A+B+C 3,249 2,899 3,078

平成18年度の逆ざやについて

基礎利益上の運用収支等の利回り

2.53

一般勘定責任準備金

19

8,258

億円 平均予定利率

2.95

×

逆ざやの算出式

※1 ※2 ※3

※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘定の運用収支から社員配当金積立利息繰入額を控除した額の、一般勘定責任 準備金に対する利回りのことです。

※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。

※3 一般勘定責任準備金は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備金について、以下の方式で算出しています。

(期始責任準備金+期末責任準備金−予定利息)×1/2

逆   ざ   や

△ 8 3 3

億 円

逆ざや

生命保険会社は、保険料を計算するにあたり、保守的に設定し た利率である「予定利率」を使用しています。しかし、低金利が 続くなかで、予定利率により見込んでいる運用収益が実際の

運用収益ではまかなえない状態が一部の契約で発生しており、 これを「逆ざや」状態といいます。

(13)

生命保険業界ではじめて開示しました。

三利源の開示

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

生命保険会社の基礎的な期間損益の状況

を示す指標である「基礎利益」は、その内訳

として「費差」 ・「危険差」 ・「逆ざや」の「三

利源」から構成されています。

当社では、ご契約者をはじめとして、広く

一般の方に対して、期間損益の増減要因等

を含め、経営状況をよりご理解いただくた

めに、 「三利源」の状況を開示しています。

費 差

保険料算定時に想定した事業費 率に基づく事業費支出予定額と 実際の事業費支出との差額

危険差

保険料算定時に想定した保険事

故発生率に基づく保険金・給付 金等支払予定額と実際の保険 金・給付金等支払額との差額

逆ざや

保険料算定時に想定した利率に

基づく予定運用収益と実際の運 用収益との差額

費差

経営努力により継続的に事業費の縮 減を進める一方、保険料等収入の減少 等もあり、420億円減少しています。 危険差

実際の保険金支払の減少等により87 億円増加しています。

逆ざや

利息及び配当金等収入の増加等に伴 う運用利回りの上昇等により235億 円改善しています。

A

B

C

平成17年度 前年比 平成18年度 前年比

基礎利益 4,681 △2.4 4,582 △2.1

費差 1,783 9.0 1,362 △23.6

危険差 3,967 △4.5 4,054 2.2

逆ざや △1,069 ━ △833 ━

(単位:億円,%)

平成18年度決算に基づく当期未処分剰余金2,146億円のうち、1,772億円を社員配当準備金として 繰り入れています。

※ 法定の剰余金処分対象額に占める割合は96.0%です。

A

B

C

基金償却準備金など

ご契約者への配当還元

(社員配当準備金)1,772億円

費差

1,362億円

危険差

4,054億円

逆ざや

△833億円

有価証券等の売却損益・評価損、

臨時損益、税金など

基礎利益 4,582億円

当期未処分剰余金 2,146億円

三利源とご契約者への配当還元までの流れ

[三利源とは]

基礎利益から、有価証券の売却損益や評 価損、保険財務健全化のための臨時的な費 用、税金等を加減した最終的な剰余を、定 款に従い配当としてご契約者に還元して います。

[ご契約者への配当還元]

(14)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000(億円)

平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末 15,732

30,682

37,584

3 7,584 億円

バランスのとれた堅実な資産内容で、十分な企業体力を堅持しています。

含み損益

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

「含み損益」とは、保有している資産の時

価と帳簿価額(取得価額)との差額を指し、

保険会社の企業体力を表わすものの一つで

す。平成18年度末は、一般勘定の有価証券

で3兆3,341億円(前年度末差4,722億円

増)、一般勘定資産全体で3兆7,584億円

(前年度末差6,901億円増)の含み益を確

保しています。

なお、株式含み損益がゼロとなる水準は、

TOPIXで700ポイント程度、日経平均株

価で7,000円程度です。

資産全体の含み損益の状況(一般勘定)

有価証券の含み損益の状況(一般勘定)

※1

※1 有価証券は、時価のある有価証券に加え、時価のない有価証券(外貨建の子会社株式及び関連会社株式等)を為替評価した場合の含み損益相当額を記 載しています。有価証券には、買入金銭債権等を含めています。

※2 土地は「土地の再評価に関する法律」に基づき、明治生命は平成11年度末に、安田生命は平成12年度末に時価評価を実施しました。これによる評価 差額を「再評価差額」に記載しています。なお、土地には借地権を含めています。

※3 「その他」には、デリバティブ取引等の含み損益相当額を記載しています。なお、デリバティブ取引は一部ヘッジ会計を適用しました。本表にはヘッ ジ会計(特例処理・繰延ヘッジ)適用分の含み損益を記載しています。ヘッジ会計非適用分およびヘッジ会計(時価ヘッジ)適用分については、評価 損益を損益計算書に計上しており、含み損益相当額はありません。

〈詳細は、P172をご覧ください〉

※1 売買目的有価証券以外の有価証券のうち、時価のある有価証券等の含み損益相当額を記載しています。

※2 その他共計には買入金銭債権等を含めています。

〈詳細は、P168をご覧ください〉

区 分 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

有価証券※1 14,972 28,537 33,293

評価差額 13,374 28,720 33,129

オフバランス 1,597 △183 164

土地※2 831 2,198 4,356

再評価差額 1,165 1,746 2,172

オフバランス △333 452 2,183

その他※3 △70 △53 △ 65

合  計 15,732 30,682 37,584

(単位:億円)

区 分 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

公社債 2,306 △281 486

株式 11,104 25,314 28,175

外国証券 1,602 3,465 4,534

その他共計※2 15,085 28,618 33,341

(単位:億円)

評価差額

生命保険会社の保有する有価証券のうち、「売買目的有価証 券」、「責任準備金対応債券」、「満期保有目的の債券」、「子会社・ 関連会社株式」のいずれにも分類されない「その他有価証券」に ついては、時価で評価し、貸借対照表に計上しています。この

「その他有価証券」の簿価と時価との差額を「評価差額」といい、 プラス〈含み益〉の場合は税効果相当額を負債の部の「繰延税 金負債」(マイナス〈含み損〉の場合は資産の部の「繰延税金資 産」)に計上し、残額を資本の部の「株式等評価差額金」に計上 します。

オフバランス

簿価と時価との差額のうち、貸借対照表に計上されていない含 み損益を「オフバランス」として記載しており、「満期保有目的 の債券」、「子会社・関連会社株式」の含み損益、土地の簿価(再 評価後)と時価の差額などが該当します。

「資産全体の含み損益の状況」や「有価証券の含み損益の状況」 は、生命保険会社が保有している資産の実質的な含み損益の状 態をお知らせするものであり、この「オフバランス」部分も含め て開示しています。

(15)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

当社は、健全性の高い経営基盤を構築す

るため、効率化への取組みとともに、さまざ

まなリスクに対応できるよう、危険準備金・

価格変動準備金等の内部留保の積み増し等

により自己資本の充実に努めています。

平成18年度の内部留保等への積み増し

は、2,085億円となっています。

自己資本の充実

「基金」とは、株式会社の資本金に相当す

る性格を持つ資金で、相互会社の財産的基

礎となるものです。当社では、この財産的基

礎が保険会社を取り巻くさまざまなリスク

に備え、お客さまの保険契約を確実に履行

できる能力を向上するものであるとして、

重要視しています。

また、基金の募集後には、下図のように償

却(償還)に備えて、基金償却準備金を計画

的に積み増していき、基金の償却時に基金

償却積立金に振り替えるため、内部留保と

して財産的基礎が守られ、経営の健全性が

確保されます。

平成18年度末現在、当社の基金の総額

(基金と基金償却積立金の合計)は、4,100

億円となっています。

〈基金拠出者については、P101をご覧ください〉

基金の総額

基金・基金償却積立金・基金償却準備金の推移

※1 合併前の基金償却積立金および基金償却準備金は、明治生命と安田生命の合算値です。

※2 ( )内の金額は基金償却積立金および基金償却準備金の合計値です。

※ 剰余金処分後、基金償却後の数値です。

平成18年度末 前年度末差

内部留保等 15,956 2,085

うち危険準備金 9,095 1,680

うち価格変動準備金 2,023 66

うち価格変動積立金 152 −

うち基金 600 −

うち基金償却積立金 3,500 600

うち基金償却準備金 150 △250

(単位:億円)

基金償却積立金

相互会社が基金を償却する場合に、保険業法の規定により積み 立てを義務づけられている積立金です。基金の償却額と同額の 積み立てが義務づけられています。

基金償却準備金

基金の償却準備財源として積み立てておく任意積立金で、基金 償却時には基金償却積立金に振り替えます。

(16)

厳正な自己査定を実施し、資産内容の健全性を堅持しています。

不良債権の状況

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

0 100 200 300 400 500(億円)

平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

414 373

456 リスク管理債権額の貸付残高に対する比率

0.71 %

貸付金のうち、返済状況が正常でない債

権を「リスク管理債権」といいます。平成18

年度末のリスク管理債権額は456億円(前

年度末差83億円増)、貸付残高に対する比

率は0.71%(前年度末差0.17ポイント増)

と、きわめて低い水準を堅持しています。

また、 「債務者区分による債権」とは、貸付

金のほかに未収収益等を含めた債権を、債

務者の財政状態および経営成績等に基づい

て区分したものです。平成18年度末の正常

債権を除いた債務者区分による債権額は

460億円(前年度末差83億円増)と、リス

ク管理債権額とほぼ同額となっています。

リスク管理債権の状況

〈詳細は、P127をご覧ください〉

*平成17年度末より、現金担保付債券貸借取引等により貸し付けた債券等を対象に含めています。これに伴い、平成16年度末に対象外としていた当該債 権額(正常債権に3,934億円)を含めて記載しています。

〈詳細は、P127をご覧ください〉

債務者区分による債権の状況

区 分 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

破産更生債権及びこれらに準ずる債権 41 32 30

危険債権 49 48 146

要管理債権 326 295 284

小  計 418 377 460

(対合計比) (0.55%) (0.51%) (0.67%)

(保全率) (92.6%) (95.5%) (87.6%)

正常債権 76,176 73,684 68,045

合  計 76,594 74,061 68,506

区 分 平成16年度末 平成17年度末 平成18年度末

破綻先債権額 7 7 14

延滞債権額 83 73 161

3ヵ月以上延滞債権額 ― ― ―

貸付条件緩和債権額 323 292 280

合  計 414 373 456

(貸付残高に対する比率) (0.58%) (0.54%) (0.71%)

(単位:億円)

(単位:億円)

保全率

保全率とは、不良債権のうち、「担保・保証等により回収が見込まれる額」と「貸倒引当金」の合計額が占める割合で、不良債権がどの 程度保全されているかを表わす指標です。

(17)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

資産の自己査定とは、保険会社自らが保

有している個別資産を、回収の可能性、価

値の毀損の危険性度合いに応じて査定し、

区分するもので、償却・引当のための準備

作業として行なうものです。

当社は詳細な自己査定規程を定め、厳正

な自己査定を実施しています。また、自己

査定規程および査定結果に対しては、自己

査定実施部署から独立した検査部が内部

監査を実施し、その後、監査法人による外

部監査を受けており、信頼性の高い体制に

なっています。

資産の自己査定

自己査定の結果、価値の毀損の危険性が

高いと判断された資産については、その度

合いに応じ、自己責任原則に基づき適正な

償却・引当を実施し、資産の健全性を確保

しています。

また、償却・引当規程を定め、同規程に則

り償却・引当を実施することにより、恣意

性を排除しています。

貸倒引当金について

貸倒引当金のうち個別貸倒引当金は、現

時点で既に不良化している債権に対し、個

別に回収不能となる見込額を計上するもの

です。一般貸倒引当金は、現時点では不良

化していない債権につき、将来回収できな

い可能性に備えて計上するものです。具体

的な計上方法は下図のとおりです。

適正な償却・引当

自己査定の

債務者区分 保全率

リスク管理債権 債務者区分による債権 ※1 貸倒引当金の計上方法

(正常先) 債権残高×貸倒実績率

(要注意先) 債権残高×貸倒実績率 債権残高×貸倒実績率 対象額 ×貸倒実績率 対象額 ×100% 9

6 61 3 110 一般貸倒引当金

個別貸倒引当金 合 計 68,045

正常債権

284 100.2% 要管理債権

146 60.6% 危険債権

30 100.0% 460 87.6% 破産更生債権及び

これらに準ずる債権 合 計

正常先

要注意先

破綻懸念先 実質破綻先 破綻先 貸付条件緩和債権

280

3ヵ月以上 延滞債権

延滞債権 破綻先債権 合 計

161 14 456

(対象資産) 貸付金、貸付有価証券、 支払承諾見返、

未収収益(上記資産に係るもの)、 仮払金(貸付金に準ずるもの)

(対象資産) 貸付金

※2

※2

※2

※2

※3

※3

※5

※4

貸付金等の自己査定の状況(平成18年度末)

* 本表は償却・引当実施後のものです。〈詳細は、P127をご覧ください〉

非分類 回収の可能性または価値の毀損の危険性について、問題のない 資産です。

Ⅱ分類 債権確保上の諸条件が満足に充たされない、あるいは、信用上疑 義がある等の理由により、その回収について通常の度合を超え る危険を含むと認められる債権等の資産です。

Ⅲ分類 最終の回収または価値について重大な懸念があり、したがって 損失の発生の可能性が高いが、その損失額について合理的な推 計が困難な資産です。

Ⅳ分類 回収不可能または無価値と判定される資産です。

区 分 金 額 占 率

非   分   類 68,103 99.4%

Ⅱ   分   類 344 0.5%

Ⅲ   分   類 57 0.1%

Ⅳ   分   類 − −

Ⅱ∼Ⅳ分類計 402 0.6%

合  計 68,506 100.0%

※1 保全率は、「担保・保証等により回収が見込まれる額」と「貸倒引当金」の合計額が債権額に占める割合です。

※2 各々の区分における過去の貸倒実績率に基づき、予想損失額(正常先は1年、その他は3年)を引当てています。

※3 対象額は債権残高から担保・保証等により回収が見込まれる金額を控除した残額です。

※4 個人ローンは、対象額の全額を引当てています。

※5 表中の一般貸倒引当金と個別貸倒引当金の合計金額のほか、その他の資産に係る貸倒引当金の合計金額28億円を含めています。

不良債権と引当・保全状況(平成18年度末)

(単位:億円)

(単位:億円)

(18)

経 営

活 動

と 決

算 の

概 況

に つ

い て

経常利益

経常収益では、保険料等収入が2兆5,702億円、 うち個人保険・個人年金保険が1兆5,443億円、団 体保険が3,523億円、団体年金保険が6,192億円 となりました。

資産運用収益は、利息及び配当金等収入5,062億 円、有価証券売却益610億円等、資産運用収益合計 では6,327億円となりました。

経常費用では、保険金等支払金は、保険金や解約返 戻金等の減少により、2兆4,021億円となりました。

資産運用費用は、有価証券売却損303億円、有価 証券評価損67億円等、資産運用費用合計では690 億円となりました。

事業費は、前年度に続き拠点および組織の統合な らびにシステム資源の効率化等、費用節減に全社を 挙げて取り組み、3,299億円となりました。

これらの結果、経常利益は3,078億円となりま した。

税引前当期純剰余

特別損益のうち、特別利益は187億円、特別損失 は、固定資産等処分損296億円、減損損失152億円 を計上したほか、内部留保充実を図るため価格変動 準備金へ66億円繰り入れる等、合計で524億円で した。

経常利益に特別損益を加減算した結果、税引前当 期純剰余は2,742億円となりました。

当期純剰余 当期未処分剰余金

税引前当期純剰余から法人税等を減じた当期純剰 余は2,414億円となりました。なお、土地再評価差 額金取崩額等を反映した結果、当期未処分剰余金は 2,146億円となり、そこから社員配当準備金に 1,772億円繰り入れています。

収支の概況

損益計算書(要旨)について

経常収益及び経常費用は、保険に関わる

損益と資産運用に関わる損益およびそれ以

外の損益で構成されます。経常収益には保

険料等収入や資産運用収益等が記載され、

経常費用には保険金等支払金や資産運用

費用、事業費等が記載されています。この

経常収益と経常費用の差額が、経常利益と

なり、これに特別損益を加減算したものが

税引前当期純剰余となります。

損益計算書

科   目 平成16年度 平成17年度 平成18年度

①経常収益 41,235 37,660 34,588 保険料等収入 30,435 26,732 25,702 うち保険料 30,414 26,710 25,685 資産運用収益 6,020 7,049 6,327 うち利息及び配当金等収入 5,167 4,969 5,062 うち有価証券売却益 412 176 610 うち特別勘定資産運用益 280 1,509 442 その他経常収益 4,779 3,878 2,558 うち責任準備金戻入額 2,232 1,280 ─

②経常費用 37,985 34,761 31,509 保険金等支払金 29,944 27,802 24,021 うち保険金 8,943 9,110 8,102 うち年金 2,852 3,097 3,348 うち給付金 6,133 5,596 5,398

責任準備金等繰入額 98 3 33

資産運用費用 994 759 690

うち有価証券売却損 574 379 303 うち有価証券評価損 65 64 67 事業費 3,723 3,423 3,299 その他経常費用 3,223 2,772 3,464

③経常利益(=①−②) 3,249 2,899 3,078

④特別利益 74 187 187

うち固定資産等処分益 7 115 187

うち貸倒引当金戻入額 66 43 ─

⑤特別損失 1,214 412 524

うち固定資産等処分損 322 261 296

うち減損損失 208 110 152

うち価格変動準備金繰入額 317 10 66

⑥税引前当期純剰余(=③+④−⑤) 2,109 2,674 2,742

⑦法人税及び住民税 750 439 727

⑧法人税等調整額 △468 △26 △399

⑨当期純剰余(=⑥−⑦−⑧) 1,827 2,260 2,414

⑩土地再評価差額金取崩額 16 △371 △273

⑪任意積立金目的取崩額 6 9 5

⑫当期未処分剰余金(=⑨+⑩+⑪) 1,850 1,898 2,146

(単位:億円)

A

B

C D

A

B

C

D

(注)保険業法施行規則の別紙様式改正により、平成18年度より当期純剰 余を損益計算書の末尾とし、土地再評価差額金取崩額以下は「基金 等変動計算書」に記載しています。

参照

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